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火災保険とは
住宅や店舗マンションなど建物とその中の家財(テレビやベットなど)や什器にかける保険で、そのものの価値を上限に保険金額を決めます。地震を原因とする火災や倒壊は地震保険に加入しないと支払われません。又、基本的に火災保険に加入した方のみ地震保険に加入できます。加入の金額は火災保険の30%から50%とする保険会社が多いのですが、最近では100%加入も出来るようになってきました。
価値の決め方
時価と新価(もう一度取得するのにかかる費用)があり、この金額を保険会社と協定する加入方法がお勧めです。
協定をせず、これより低い金額で保険金額を設定すると一部保険となり、正しい金額との差額割合分が支払い時に減額されます。
住宅金融公庫等金融機関で長期火災保険に加入されている方に良く見受けられます。
例)
建築費は2000万だったが公庫からは1000万円だけ借りたから1000万円しか火災保険をつけていないケース。
この場合は最初から半分しかつけていませんから全焼しても1000万円、小火で損害額が300万円だったらその半分の150万円支払われます。
例2)保険を付け過ぎているケース
公庫から全額融資を受けて家を建て、その分の火災保険に一括で加入した。
これは結構多いのですが、建築費2000万円の家に2000万円の火災保険を付けても数十年後火災にあったらその時の時価相当分しか保険金は支払われません。長期契約では価額協定が出来ないため本来であれば5年に1回は保険金額の見直しをし、時価相当金額まで保険金額を減額するべきです。減額は金融機関で対応してくれますが、自動的には変更されませんから、実態として多くの方が不要な保険料を払っています。
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